山形県にあるイタリアンレストラン「イル コテキーノ」。
全国にファンがいるというそのお店は、ハム料理店といってもいいほどハムが絶品、種類も豊富だそうです。
イル コテキーノで料理をふるうのは、佐竹大志(さたけともゆき)シェフ。
今回は、イル コテキーノで食べられるハムや、佐竹シェフがここまで極めてきた道のりについてまとめていきたいと思います。
イル コテキーノのハム尽くしメニュー
コースは4,000円(税別)のお任せコースのみ。
コース内容は季節によって変わるそうですが、コースで提供される自家製ハムの盛り合わせはハムがたくさん!
1人分15種類ほどのハムが出てくるそうです。
ハムの説明についてはこちらに分かりやすく説明されていました。
黒いソーセージはイカ墨が練りこまれていて、佐竹シェフのオリジナルだそうです。
ちなみにイル コテキーノは、2020年9月に移転したそうで、移転後の場所はこちらです↓
ハムを極めた佐竹シェフの努力
「肉の変態」と愛をこめて呼ばれるのは #山形市 の #イタリアン 「 #イルコテキーノ 」のオーナーシェフ、佐竹大志さん。約50種類の #ハム と #ソーセージ はすべて自家製。6年間のイタリア修業中に農家を訪ねては作り方を学びました。13日付朝刊より。#肉 #ilcotechino #nikkeithestyle pic.twitter.com/hQFvLscv3n
— NIKKEI The STYLE (@NIKKEITheSTYLE) October 12, 2019
佐竹シェフは山形県出身で、28歳の時に渡伊を決意し、6年間イタリアで修業を積まれました。
海の料理を感じたいと思えばリボルノへ行き、肉について知りたいと思ったらパルマへ行くなど、6州10軒のお店で働いたそうです。
そんな中、あるお店で働いているときに、出入りする肉屋さんからサルシッチャを教えてもらったのが、ハムやソーセージに触れるきっかけでした。
いよいよ、佐竹シェフが憧れていた三ツ星店、マントバの「ダル・ペスカトーレ」で働くことを目標にしたとき、
半年に5、6回、ダル・ペスカトーレを訪問しては貯金を全て使い、料理を味わい、働かせてほしいと懇願したそうです。
入店後も本気で怒られ、打ちのめされたが、それでもすぐに立ち直り、前を向いて働いたとのことです。
そして帰国後は、都内の料理店で店長として勤務し、お金のことや数字のことを学ばれました。
思い立ったらすぐ動く行動力と、打ちのめされても立ち上がる根性と、なんといっても学び続ける努力に、とても尊敬します。
店名「イル コテキーノ」の意味は?
コテキーノとは、イタリアのエミリア=ロマーニャ州にあるモデナで作られているサラミ(ソーセージの一種)です。
ちなみに、「イル」はイタリア語の定冠詞(英語でいうthe)です。
ハムやソーセージが看板メニューであることや、
山形で日本に合ったハムを提供するお店が、モデナという街の郷土料理コテキーノの感覚に似ていたのかな、とも思います。
まとめ
山形県にあるイタリアンレストラン「イル コテキーノ」と、佐竹シェフについてまとめました。
人気店なので、訪れる際には予約をした方がよさそうです。
コメント