お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹さんが、初の小説「むき出し
兼近さんは、同じくお笑い芸人「ピース」又吉さんの本を読んだことがきっかけで芸人になり、ずっと本を書きたいと思っていたそうです。
そんな兼近さんの生い立ちや学歴、影響を受けたという又吉さんの本は何なのでしょうか。
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兼近さんが、2022/8/27(土)、8/28(日)に24時間テレビマラソンを完走されました!お疲れ様です♪
EXIT兼近の生い立ちがスゴイ!
EXITの兼近さんは、現在多くのテレビ番組に出演し大活躍されています。
しかし過去には、想像を絶するような生い立ち、貧困生活があったことが分かりました。
父親の会社が倒産
兼近さんが小学校低学年の頃、父親が経営していた建設関連会社が倒産します。
それをきっかけに、生活は一気に苦しくなったそうです。
兼近さんの家族構成は、両親、兄、姉、妹の6人家族だったので、父親の収入が減少することは大きなダメージだったと思います。
そのため、兼近さんは中学生の時からアルバイトを行い、家計を支えていたそうです。
中学生の時は早朝から新聞配達、高校生の時は新聞配達に加え、とび職(建設現場で高所で作業をする人)のアルバイトも行っていたとのこと。高校はアルバイトができるように定時制高校にしたそうです。
両親の離婚
兼近さんが中学に入ってすぐに、両親が離婚しています。
原因は母親の不倫や、父親のお金使いの悪さなどがあったとか。
クリスマスの置き手紙
兼近さんの幼少期のクリスマスエピソードも驚愕です。
クリスマスの日、朝起きるとプレゼントではなく1枚の手紙が…。
そこには、「サンタです。来ました。」と書いてあったそうです(笑)。
とっても面白いお父さんですよね。プレゼントは買えなくても何かしらしてあげたかったという気持ちにほっこりします。
誕生日のろうそく
誕生日のお祝いもびっくり、でもとても素敵なお話があります。
誕生日ケーキを買うお金がなかったため、兼近さんはお姉さんから「夜空の星がろうそくだよ」と言われたそうです。
そして兼近さんは、夜空にふっと息を吹きかけていたのだとか。
私だったらなんでケーキないの!と不貞腐れそうだなと思い、このエピソードを聞いて考えさせられました。
ティッシュにマヨネーズ
兼近さんは小学1~2年生の頃、家に食べ物がない時に、たまにおやつとしてティッシュにマヨネーズをかけて食べていたそうです。
2枚重なってるティッシュを、1枚にして薄く食べやすくしていた、と食べ方も解説。
どれくらい食べ物が無かったのかについて、兼近さんの家に食べ物がなさ過ぎて、ネズミがお姉さんの指をかじった、という話もありました。
野球強豪校からのオファーを断る
兼近さんは小学校1年生から中学校3年生まで野球をやっていて、中学時代には札幌市の大会で優勝もしています。
兼近さんの実力は周囲からも認められていたそうで、札幌の強豪高校からオファーをもらっていたそうです。
しかし、家庭が貧しかった兼近さんは、家計を助けるためにそのオファーを断ったといいます。
ずっと野球をやっていたのですから、きっと野球が大好きだったし、甲子園への憧れも抱いていたのではないでしょうか。兼近さんにとっては辛い選択だったかもしれません。
高校中退
定時制高校に進学し、アルバイトをしながら学業にも励んでいた兼近さん。
そして母親も朝までスナックで働き、またすぐに出勤するという状況だったそうです。
そんな時、妹さんの進学時期を迎え、兼近さんは自分の学業よりも妹を進学させてあげたいと思い、自身は高校を中退したのだとか。
その後、兼近さんが仕事で稼いだお金は、妹さんの学費に充てるなどしていたそうです。
家族思いの兼近さん、感動するエピソードですよね。
ホームレス生活
兼近さんは、ピースの又吉さんの小説を読んだことがきっかけで、お笑い芸人を目指し上京します。
しかし家を借りる貯金もなく、渋谷駅近くの「宮下公園」下で半年間ホームレス生活をしていたそうです。
当時は毎朝5時~6時の炊き出しで食いつないでいたのだとか。
大変な経験をされて、今があるのですね。
EXIT兼近の学歴は?
兼近さんは高校中退なので、最終学歴は中卒ということになります。
兼近さんの小学校は「札幌市立新琴似南小学校」、中学は「札幌市立荒川中学校」だそうです。地元札幌市の学校に通っていたのですね。
高校は「北海道立札幌北高校」に進学し、上述したように中退されています。
朝は新聞配達のアルバイト、その後とび職のアルバイト、そしてその後に高校、という生活で、1日の睡眠時間は2,3時間ほどだったそうです。
その生活にはやはり限界があったらしく、札幌北高校は3日くらいしか在籍していなかったそうです。
EXIT兼近が影響を受けた又吉の小説は?
兼近さんがお笑い芸人を目指すきっかけとなった、又吉さんの小説は何なのでしょうか。
「第2図書係補佐」という小説であることが分かりました。2011年11月22日に発売された、単著としては又吉さん初の書籍だそうです。
ちなみに、今回兼近さんが執筆した小説「むき出し」のオビは、又吉さんが書いています。
EXIT兼近のプロフィール
兼近さんのプロフィールはこちらです。
- 本名:兼近大樹(かねちか だいき)
- 生年月日:1991年5月11日
- 出身:北海道札幌市北区
- 身長:172㎝
- 血液型:O型
- 所属事務所:吉本興業
兼近さんは、2013年1月〜2017年11月、逢見亮太さんとコンビ「ぷりずん」として活動していました。
その後、りんたろーさんと仮コンビ「SCANDAL」を結成。M-1グランプリに出場し3回戦まで進出。
2017年12月22日、りんたろーさんと正式にコンビを結成し、コンビ名を「EXIT」に改名しています。
EXIT兼近の小説「むき出し」のみんなの感想
#兼近大樹 さんの初小説『#むき出し』が本日発売です!
早速、サイン本作りにお越しいただきました。
兼近さん、お疲れ様でした。
サイン本を置く書店については11月1日にリストを発表する予定ですので、少々お待ちください。
(兼近さんが手に持っているのはファンクラブ限定カバーのバージョンです) pic.twitter.com/EHEKqZqMS3— 文藝春秋 文藝出版局 (@BunshunBungei) October 27, 2021
最後に、兼近さんの小説「むき出し」のSNS上での感想をまとめます。
ものすごく面白かった…。最後、心が温かくなり泣き続けてしまいました。
久々に良い本に出会いました。共感するところもあり、過去は消せないけど、それを超える努力は大切だと思いました。
教育に携わる人に読んでほしい本だなと思いました。子供たちの、言葉にならない思いを言葉にしてくれたような、そしてとっても優しい気持ちになれる本です。
まとめ
EXIT兼近さんの生い立ちがすごくてびっくりしましたが、苦境でも前向きに生きてきた姿が想像できました。
兼近さんの小説「むき出し」も、気になる方はぜひ読んでみてください!(私も読みます!)
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